top of page

 大池の暮らし2
(助産院mamita改修工事)

助産院をこの地にOPENされて6年が経ち、自然分娩の増加や福岡市の産後ケア事業の受け入れなどの状況変化に対応すべく、今回増床・機能拡張する運びとなりました。

まずは、今回の改修工事で4箇所の共有部をリニューアルしました。
1.ダイニングスペース
 妊婦さんがリラックスして食事をできる場所、みんなと話をしたい時に集
 える場所を新たに設けました。

2.イベントスペース
 お産についてのお話し会やお産の上映会などのイベントを行える場所をリ
 ニューアルしました。

3.洗面スペース
 コロナなどの感染対策として、入館したらまずは手を洗えるよう、ゆとり
 ある洗面台をリニューアルしました。

4.中庭スペース
 以前は木塀で分断されていた庭を一体的に利用できるように整備しまし
 た。
 植栽も大きく育ってきたこともあり、配置を再度見直し、季節の花や果物を見て食べて楽しめるような開けた場所にリニューアルしました。

専有部については、今回2部屋を増床しました。
|陽(ひなた)|
 温かい陽の光、ひなたぼっこ、ひだまり
  →包み込まれるイメージ

|虹(にじ)|
 雨上がりの虹
 お産に対する不安な気持ちが、いつかは晴れる
  →明るい未来のイメージ

​虹の部屋は分娩室となり、産み綱があったり自分のスタイルに合わせたお産ができるような設えとなっており、水中出産や全室床暖房対応などの設備拡張も行いました。

また、お産をサポートする側のバックヤードの見直しや収納スペースの整理などの機能拡張も行いました。

その他にも、作家さんによるお花のフェルトのサインや院長による書の額縁やスタッフ紹介の額縁など、子どもから大人までみんなが楽しく過ごせるような空間づくりにも心掛けました。



​▶︎助産院mamita

設計・監理:atelier niki
施工:有限会社 内山工務店
サポート
 -サイン:製作_ナカ・デザイン
     デザイン_atelier ricca(アトリエ立夏)
     素材提供_MATERIAL MARKET
     フェルト_Textile Artist 新田 その
 -額縁:製作_家具工房 和の木

use:

location:

date:

​size:

​type:

助産院兼用住宅

福岡市南区

2023.07

​木造2階建て

改修

bottom of page